きのうはあの東工大長津田に行きました。
3人の先生方と研究のいろいろ細かいはなしをしました。こちらはわたくしとSさん。
夜の飲み会、もうひとり先生が加わって、青葉台の駅のそばでやりましたが、なかなか盛り上がりました。
現役の先生とお話しをすること自体、わたくしには刺激があります。
横浜という町はどうもわたくしの体質に合いません、何故なのか分かりません。
みなとみらい、の風景がかなり嫌いです。
それに交通機関が分かりにくい。こんかいも羽田から横浜経由で東工大まですんなり行けたのが驚き。あやうく間違った電車に乗るところでした。
横浜はどこへ行っても、町のたたずまいで気に入ったところがみつからない、まあそういうところでしょうか。
帰りは新横浜経由で京都へ戻りました。
そろそろイタリアとその直後のシンガポール行きのスケジュールが煮詰まってきました。
さっきシンガポールのC君から電話がありました。かれのところでのセミナータイトルをいったら絶句していました。
例のたかじんの委員会で最近、何人かのセリフで、いまの日本、大マスコミが一番悪い、というのを聞きました。わたくしも含めてそう思う人たちが増えていることはどうも確からしい。
ことしのワーストワンの事例は西松建設にかかわる小沢代表秘書の逮捕以降検察リーク情報のたれながし大報道でした。それに匹敵するワーストがあの最初のインフルエンザ患者が出たときの大マスコミと官が一体となってのあの大騒ぎでした。落人平家も真っ青になるような恐慌ぶりでした。
わたくしは、本当に第二次世界大戦が始まった頃の大マスコミと官合体による国民洗脳の再来ではないかと心から思ったものでした。
大マスコミと官が一体となって、狂騒的に情報をたれ流し出すこの体質は今の日本社会の体質のなかで最悪だとおもうのです。あまりいいたくないのですが、国が滅びる徴候のきざしはこういうものなのだな、と思います。
大マスコミに鉄槌がくだるといいのですが、裁判官が自分を裁判しないように、大マスコミは自分を起訴も判決もしないので、自浄しないかぎりよくならないのでしょう。
しかしさすがに選挙中は官もなにもたれ流しできないので、大マスコミも自分のところの世論調査しか書くことがなくて、静かです。建前上贔屓の政党がないので、なんにも熱く語れないのですね。
空辣なことばを羅列することしかできないようです。