文化的パトリオティズムの例

ピサでのホテルは道路から奥まったところの静かなところですが、朝食はやはりなかなか美味しい。
またまたパンの味ですが、どれも個性豊か日本で食べるのはむずかしいものです。
穀物については日本は夜郎自大にならず外国での味にできるだけ関心を持った方がいいな、と思う次第。
今朝のパンの味はわたくしがいつも買いにいくパン屋とはひと味もふた味もちがいます。

傑作なのは、コーヒーでコーヒーとアメリカンしかありません。コーヒーとはエスプレッソなので、普通のコーヒーはどれだと聞くと、エスプレッソになってしまいます。しかたなく、両方飲むことにしました。
アメリカンは普通のコーヒーの味でした。でもイタリア人としてはイタリーの普通(エスプレッソ)を飲まないなら、アメリカンしかないとするところが心意気を感じて気に入りました。
こういう文化的パトリオティズムは好きです。

タイトルとURLをコピーしました