最終日のスケジュール、ピサへ、深夜の講演を聞くのは

きょうが学会の最終日。プログラム的には最後に医学系の話題を集めて、最後のスピーカーにハーバードの大物TMさんを置いていますので、聴衆は減らないだろうという算段かもしれません。でも、ヨーロッパ内からの参加者は今日中に帰りたいでしょうから、ピサの飛行機便が少ないのでやはり早めにかえる人たちが多くなるでしょう。われわれのように日本やそれにたぶん米国組ももう一泊はしかたないと思っているでしょう。わたくしもきょうはピサどまりです。あした早朝のパリ便に乗って帰るということになります。ピサ空港からこのホテルまで思いのほかに遠いので、これで一日の三分の一がつぶれてしまう感じで、お昼に会議が終わって、バスがすぐでて、車内であまり美味しくないサンドイッチを食べて、たぶん3時過ぎに空港に着くことになるでしょう。まだピサの斜塔も見ていないので、日の明るいうちに見たいものです。しかしこういうのも無駄ではないので帰りがけのバスや列車で一緒に話した人たちと情報交換や共同研究などをしたりするものなのです。
今回の学会、収穫ありました。かなり大きなものがありました。
研究上の具体的なことなので差し障りがあって書けませんが、非常にありました。もうすこし研究とは離れたことでも大きな収穫がありました。

これでシンガポールの講演に切り換えて、準備を始めています。内容が全然異なることを話すので、まったく新規な準備となってしまいます。
今回の学会でも感じることは、食後の夜の講演はほんとに人間的でなくてつらいことです。沖縄で毎年やっているように、ポスターセッションを夕食後にやるのがやはり一番いいという結論です。じっと座るのでなくて、自由にだれかれと話せるので、苦になりません。

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