昨日書いたことについて若手の教授のQさんから以下のようなメールが来ました。
久しぶりにブログを拝見しました。民主党への失望感、極まれりと言ったところでしょうか。漏れ聞こえてくるところでは、民主党主導のマニフェストのための予算確保のため、政務官レベルで問答無用で削減しているようです。若手S、新学術もその一環で、科研費全体が圧縮されるとみる方が正確でしょうね。「科学は子育て支援などより、はるかに優先順位が低い」と言うのだそうです。私見では科学は子育て支援の一環で国力を増大させる国家100年の計のはずなのですが。
科学は子育て支援などより、はるかに優先順位が低い、というのは困りますね。比べられて削減するというのはどうなんでしょう。Qさんの言うとおりなんですが。
でも、わたくしの失望感は、なんとかして欲しいという願望的期待とも共存しているのですが。
民主党はぜひ顔の見える研究者、科学者を引っ張ってかれらに「正論」を言わせてそのうえで政治判断をしてほしいものです。
われわれはダムや空港の現地住民とは違いますので、マスコミはやって来ませんが、しかしもちろん民主党政府のやりかたを注視しています。断定するにはまだまだ早いですが、好意的になる材料がこの一ヶ月科学技術政策でなにもでてきてないのは確かです。
鳩山首相は政見を国会で発表するらしいので、科学技術政策についてなにを言うのか興味をもって待ちましょう。1行でも言ってくれるといいのですが。