民と公、ポルトガルワイン

日本ではむかしから民はかなりえげつないこと、金銭的にかなり灰色でもしかたない、しかし官というか公は清潔でなければならない、という感覚がありました。民はそうしなければまともな商売をやっていけないこういうことです。西松建設を批判する人がいなくて、いっぽうで小沢代表や秘書はけしからん、こういうことになるのですね。金を出す人がそもそもいなければこういうことは起きないのに。
じゃあ郵便とか国鉄が民営化になればかなり民的なヘンなことをやっても見逃していいのか、こういう問題がありました。かんぽの宿の売却はとてもヘンだといわれました。でも民だったらしかたないじゃないか、大坂の住友さんがやってるのだったらどんなに上品そうにやってもアヒルの水かきのように相当な便宜は裏でしてるでしょう。誰でもそう思うわけです。ところが郵便はいっぺん民だったのがまた公にもどりそうで、そうなら公の感覚で簡保売却を見ると、ひどいことが相当あるようです。さあどうなるのでしょう。
 民になったJR西日本、ひどいことが沢山あったようです。尼崎の大事故でとうとう問題が隠せなくなりました。信楽の事故の時にもっと批判的にやっていれば、尼崎の事故は起こらなかったに違いありません。わたくしは個人的な見聞でJR西日本は骨の髄までひどいのではないか、という不信感をもったことがあります。事故とは関係なく。でも書くと迷惑がかかる人がいるので書けないのです。いま、JR西日本の歴代の社長が尼崎事故の責任で起訴相当と言われてるようで、ぜひこういうのもやって欲しいものです。いまのJR西日本てほんとに民間会社なのか、たぶん民でも公でもない不可思議なものなのだと思います。ただ創設者が甚大な影響力を持っているのじゃないかと想像します。とりとめないですが、官、公、民とかで随分扱いが違うのですが、私立だいがくといっても国の税金が沢山入っているように、こういうレッテルの違いで扱いを大きく変える日本の昔からの伝統的感覚はもう捨てる時代だと思うのですが。みんな平等に見たほうが日本のためになるでしょう。やっと自民党べったりだったいろんな民の組織に厳しい目が向けられるのはいいことだし、必要があると思うのです。

きょうは比良の家のほうに来ました。刈り払い機で草刈りです。ながいことやってないので時間がかかります。森のほうは広すぎるので紹介されたかたにお願いしてやってもらっています。
ストーブの薪はことしは70束くるということです。
トマトが完熟しておいしいこと。つまんでみると、ほっぺたが落ちそうなくらい美味しい、と思いました。なぜか子どもの頃からトマト、キュウリは好物でした。畑でちょっと拝借してものすごく農家のおじさんにおこられたのを思いだします。
ナスも一カ所だけまだ美味しいのを作っています。
最近、ポルトガルのワインを買っています。いっときオーストラリアのにこっていましたが、なんか安定していないので、この滋賀県にベースのあるチェーン店でポルトガルのが安くてそこそこなので飲んでいます。一本500円なんていうのもありますが、それでも案外いけたりします。
一番高い値段で1600円ですから、いろいろ試していけます。フランス、イタリー、スペインとも異なった味で面白いです。それから、日本のワインも案外いけるのがでてきているようです。調査中です。

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