ホテルで朝食後の腹ごなし運動に泉岳寺まであるいて往復。見物もいれて小一時間でした。
討ち入りで有名な忠臣蔵の47士の墓所のあるところです。始めてと思っていきましたが、墓所を見ているうちに大学生の頃に来たことがあるのではないかという想念にとらわれました。でもいくら考えてもどちらだかわらずでした。最近こういうことが増えてきて、記憶の決着がつかないのは、かなりいやなものです。情けない。最近のことは忘れても昔の記憶は強固というのはどうも場合によるようです。
義士祭りがつい月曜にあったようです。昔は忠臣蔵といえば人気が高くかならず客の入った映画を作れたのですが、いまはどうなのでしょう。わたくしも大石内蔵助をどう考えていいのか、分からなくなりました。こういうストリーや人物たちがこのあいだまでリアルな存在と感じたのですが、そうではなくなったのでしょうか。それとも、世間が忘れても、復讐というか仇討ちに心を燃やして密かに機会をうかがっている人達、いまでもどこかにいるのでしょうか。
京都のラボに戻りました。元気をだしてあと一仕事せねばなりません。
お正月になる前に、あれと、これとという調子で4つくらいの仕事を片づけたいのです。うちひとつはできるのかどうか分かりません。できればいい気分で2010年を迎えられるのですが。