日曜ですが早朝に起きて鎌倉のホテルを発って新幹線で姫路に向かいました。
長男の育休が最終段階なのでそのあいだに孫のSちゃんの尊顔を拝謁したいということでした。
妻と姫路駅で合流して10時台には長男夫妻の家にたどり着きました。
この時期の赤ちゃんはほんとにかわいいものです。
書写山に行ってみたいので天気もいいしみんなでロープウエーに乗って山の中にあるこの名刹を訪問しました。さすが西国33番の一つであるだけあって立派なものでした。
姫路城とあわせて見るのか沢山観光客がおりました。
山内にある宿泊のできるところで昼飯をとりました。精進料理みたいでちょうどいいくらいです。
山の中だけでたっぷり歩いて、これで充分でした。さらに下山を徒歩でする気は全くなくなり、またロープウエーで降りてきました。
気になるニュースは、沖縄の県民所得はおよそ200万円で東京の都民所得が450万円なのでその半分以下です。前からこれくらいの差がありましたが、でもこの米軍基地問題で民主党が沖縄県民の気持ちをずっと逆なでしてきているので、やはり非常に気になります。
先日も書いたように、沖縄では常に外国人(つまり米軍関係者)がすごく優遇されています。わたくしの関係する組織も内閣府の管轄ですが、東京の金持ちくらいしか入れないような住居に沖縄大学院の関係者が入居できるということもあり、気持ちがよくありません。このままこんな沖縄で本土系関係者、外国人関係者の乖離が続いていけば、本土と沖縄の間には修復しがたい溝ができるのではないか、と感じます。もうできているのかもしれません。それが修復されるのでなく、悪化しているのかもしれません。傷口に塩をすり込むようなことが次々に眼につきます。
正直、沖縄独立などというのも荒唐無稽なスローガンでなくなるかもしれません。
沖縄の若者には勤務先として本土志向がほとんど無いことも本土の日本人は知らねばなりません。
抜本的な対策になるとおもうのは、前にも書きましたが、沖縄に高速電車を作ることです。本島の南端から名護まで高速の鉄道をつくれば沖縄の経済活動の根本が変わってくると思います。
いまさらいってもしかたないですが、沖縄大学院も本島南部の糸満とかあのあたりに作れれば真の意味での沖縄振興になったのにと思います。沖縄振興は結局、米軍基地の問題と直結しており非常に不自然なかたちでの振興策が政府によってとられていると強く感じています。
本土は本当に沖縄とどうつきあっていこうとしているのでしょう。県民所得が全国最下位ということの重大な意味をどれだけの日本人が感じているのでしょうか。