残念一色、でも19才、日本のスポーツ界、

仕事中、ネットを見ると浅田選手が韓国のヨナ選手に敗れて二位とのこと。ヨナ選手のすごさは素人にもわかります。
悔しい残念の一色のようです。でも19才です、将来がたっぷりあるように思えるし、それにこの重圧の中でのこの成績、素晴らしい。他の選手達も含めて、できるだけ長い競技人生をあゆめるものなら歩んで欲しいものです。
これで冬期オリンピックだいたい終わりに近づいたようです。前回は土壇場で荒川選手のフィギュアの金メダルがありましたが、今回は無しですか。東京の石原知事が言わなくてもいいのに、銅メダルでよろこぶ国民はどうかしている、とか。清水選手のコラムを読むと、日本のスポーツ界に深刻な問題があるようです。誘致に大量のお金を使って失敗した、石原知事なんかももしかしたらその深刻な問題の一部と関係があるのかもしれません。ひとことで言えばお金が足りない、お金が効率的に使われてない、そういうことらしいです。
政治のほうもそういう問題があるらしくて、政治に個人寄附がまったくない日本的風土ではこのまま企業献金を禁止すれば、ほんとうに税金しかない、そういうことらしいです。
そうなると、研究も同じです。
スポーツ、政治、基礎研究、直接なんの関係もなさそうですが、このままでは税金でしかやってけないという点で、似ているのかもしれません。
しかしこの中では、スポーツ界が一番深刻で、つまり選手が自腹を切る割合があまりにも多いということなようです。その点、研究なんかは自腹を切る研究者はむかしは医学には多かったものですが、いまではほとんどいないでしょう。海外にいくのでも自腹を切っている若者などはあまりいないでしょう。やはりスポーツ界に比べるとかなり恵まれているのかもしれません。
しかし研究の世界で海外の学会で次々にいい質問をしてまわりの関心を集めるような日本の若者はほとんどいませんので、やはり日本の研究世界の問題は根が深い。
スポーツの世界の問題は分かりませんが、一握りの人気選手以外は非常に大変な思いをして海外遠征をしているのかな、とおぼろげに感じています。そうだとすると、今回の成績はそういうしんどい世界にいくのがいやだという今の日本の一般的な若者気質を考えると理解出来ます。
スポーツ選手もどんどん発言して欲しいものです。

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