タンパク質核酸酵素というのは関係研究者なら誰でもが知っている雑誌です。今年の初めから休刊になっているそうです。研究の予算もとぼしくなりどんな研究室にも一冊購入していたのが困難になったのかもしれません。貧乏な学生が毎月気軽に買える値段でもありませんでした。医学系の類似の国内誌は続けているようなので、お金のまわり具合が関係していることは間違いがない。医学よりもより基礎的な生命科学系の雑誌が苦境に陥ってとうとう休刊、いまの日本の流れを反映しているので、たいへん残念です。
もうずいぶん前ですが自然という雑誌がありましたが、この良心的な雑誌も無くなりました。より自然史的な面も強調してわたくしは愛読していたいのですが。
どちらの雑誌にもわたくしは自分にとって意義のあったエッセーを書いています。
エッセーを書くと記憶があらたになるからです。書く側にも相当な意味があります。
このタンパク質核酸酵素に書いたものはこのブログの読者で読んだ人はいないかもしれませんので、pdfファイルを写真でとったものを掲げておきます。全部出すのは気がひけるので、最後まで読みたい人は、ネットで探してください。全部読めるはずです。
iPadなんていうものも全盛になって、こういうものが10円とかで読めれば色んな知識が入って本のように倉庫もいらないし、わたくしなら、この雑文をだれかが読んでくれるのなら著者としてはなんの権限も主張はしませんが。わたくしの出した本も多くは絶版ですから早くiPad時代がきてだれでも、たとえ10人の人が読むのでもいいですからどこでも誰でもわずかな経費で読めるようになって欲しいと思ってしまいます。