昨夜の英独戦のサッカー見ました。
あのゴール誤審見ました。遺恨試合が続くとは誰が予想したでしょうか。
終わってすぐ寝たのですが、でもきょうは寝不足気味です。
アルゼンチン、メキシコ戦は見ませんでしたが、またまたかなりひどい誤審があったようです。ゴールとかオフサイドとか過ちがおきそうなのでもうすこし納得できる対策があるといいのですが。
日曜は雨が上がったので比良のほうの畑の雑草取りをできるだけやりました。まだ雑草沢山残っていますがでもまあだいぶ気持ちよくなりました。そのかわりすごく汗かいて疲れました。
さてあしたのパラグアイ戦世紀の一戦についての仮説です。わたくしのいい加減な仮説ですから決して信じないでください。
その具体的な仮説ですが、このパラグアイ戦の試合に勝つと日本人の意識に地殻変動がおきる、さらにその先もう一回勝つと決定的な変動が起きるというものです。
日本人は世界一流の国の民であるとずっとおもいたいが、戦争で負けて以来、いくら経済的に豊かになってもなかなかそうはおもえなかった。それが今回の一戦で勝つと、日本人は世界一流の国の民であるとしっかりおもえるようになる。自信がつく。アジアでも世界のどこにいっても自信がつく。
ただし条件があって、本田、松井、大久保、中沢、田中(闘莉王),川島が活躍して勝つこと。岡田監督の土壇場の方針変更がそのまま続行して,どんどん勝ってしまうというものです。なんだつまらん、という人も多いでしょうが、もうすこし聞いてください。
なぜそうなのか、岡田監督堅くて取っつき悪そうでいかにも日本人というかんじ、でもこの人の真剣さを疑う人はいないでしょう。等身大の日本人監督が土壇場で存在意義を示しだしている。
本田、松井、大久保、中沢、田中、川島どうみてもだれもが日本人的な若者たちです。日本人の男性として、どこにでもいる感じがありますね。中田ヒデのような異端児的ムードがありません。特に大久保とかはちょっと困りもんの若者、本田はたぐいまれな素質がありながらも大阪のお兄ちゃんという感じがある好青年ですね。松井、彼の風貌わたくし大好きです。中沢、文句なしの存在感とどうじに頼りになれる人、普通そうで実はすごい変人かも。逆に田中はブラジルから帰化してもっとも日本人の模範生とでも言える感性そして人柄。この人はたぶんすごく誤解されているような気がします。ゴールキーパーの川島、神がかりの成功者のように見えますが、感情をあらわにするのもとてもいい。こういういまの日本人から離れていない等身大の集団が世界の「格闘技」の人気でいちばんのスポーツの世界で頭角を現すことくらい影響の深いものは無いと思います。
野球と異なってサッカーは誰が見ても勝負が格闘にあることははっきりしています。
野茂やイチローの米国大リーグでの成功とはまったく次元の異なった成功がもう目の前まできているので、わたくしのような年寄りにはこの一戦で勝って欲しいな、日本人の意識の地殻変動が起きるのだけれども、と思いたくなるまあそんな寝言のような願望です。勝つと、もともと日本人は自分のやり方でやっていけば、サッカーでトップにいける素質があるんだ、というかつては考えられない、しかし勝ってしまえば、まああたりまえかもしれぬ信条を持てるようになるのです。
戦後の人々にあった自信喪失の暗い時期に、フジヤマの飛び魚の古橋選手、素粒子理論の湯川博士のノーベル賞くらい国民に希望と自信を与えたものはない、といいますがわたくしも子供ながらにそう思いました。間違いありません。
勝って欲しいし、勝てばまさに歴史的な一勝でしょう。