台風は結局関西空港到着時にちょっと機体が揺れた程度でした。土曜朝着というのは利用者が多いのか飛行場も混むし,機内も混むようです。今回の旅行中の雑談のなかですぐ思い出せるのは、フォークランド紛争はいまもケリがついてないということでした。なんと島周辺の海底に大量の石油埋蔵がみつかりアルゼンチンも虎視眈々としているとの、これは英国人の観測でした。アルゼンチンは経済苦境からも脱してきたし、フォークランド島にまえにはあった飛行場も壊されたままでヘリコプターが行き来出来るだけなので、いつ何時攻撃があっても不思議でない、というこれももちろん英国人の意見。アルゼンチン側の意見も聞きたいものです。尖閣とは資源的な魅力が似ています。例の紛争の時は、鉄の宰相サッチャーさんを大好きなレーガン米国大統領が徹底的に支援したとか。でも今だと、米国は紛争が起きたらほったらかしだろう、こう言う意見でした、このあたりも議論の根底にあるものがそっくりなことに気がつきます。違うのは日本は尖閣を実効支配していると言いますが、だれも住んでないし、そもそも沖縄漁民は尖閣周辺で漁をするのを止められているし、実効支配の実体なんかほとんどなにも無いのでは。そこがフォークランドとはだいぶ違います。しかし尖閣では牧畜はヤギ程度でひと家族くらいしか住めません。誰か言ってましたが、いっそのこと、尖閣にラスベガスのような巨大な賭博ホテルを造ろうとしたらスリル満点のできごとが沢山おきるのでしょうか。