暮れからはなすタクシー運転手のような見知らぬひとたちは10分もあるとたいてい来年の日本の政治はどうなるのか、と話題にします。みなほとほと民主党には参っているようです。こんなことになるとは知らなかった、こういうことでしょう。愉快とかおもしろいことになるという方向性はまったくないので、政治については来年もひどいことになるのでしょう。でも報道するマスコミが一番悪い、といえばほとんど誰もがうなずく、ことになってしまいました。マスコミ諸氏はこういう批判はまったく受けつけないようですが。話がかわりますが、政権獲得後1年半近くなって科学技術なんとか調査会というのを民主党が作るのが決まって前の文科大臣の川端氏が会長になられるようです。仕分けにあったものが、大人気になるとか、例のニワトリ風威風堂々の女性をトップに迷走をつづけている仕分けの対象の科学技術政策ですが、とつぜん明るい陽がさしたようです。科研費は大増額と何十年もの夢が一挙にかなったようなことになったのですが、でもこれは1年で終わるのかもしれません。調査会とかにどんどん発言をするのがいいのでしょう。基礎研究者は根岸先生などに足を向けて寝られないのでしょう。でも民主党は党全体が大マスコミの作る世論に対して巨大な風見鶏になっているようです。それで、なんとなく、トリ風の風貌の人たちがいまの執行部や表に出る人たちに多い。もうすぐ、党を追い出されるらしい小沢氏は鳥的風貌からもっとも遠いので話があいます。
きょうは、昨日深夜に来た次男にお願いして、大学の研究室にまとめた書類第二陣を車にいれて比良の家の離れ(古家から格上げとなった)まで運んでもらいました。あとは、残った時間は来年に向けてアヒルの水かき知的活動です。