国破れて山河あり、財政よりもはるかに深刻な日本の問題

日本国債が格付け会社によってランクが下げられて、中国国債と同じになったとかです。
日本は外圧によって常に動くのでこれでいろいろな動きが始まるのでしょう。
わたくし的には政府のいうことよりもまた大マスコミのいうことも信用できない。とりあえず、まず自分の感覚と論理で判断したいとおもっています。ただまったくのしろうとですから。判断は誤るに違いありません。でも政府などの言いなりで、間違うよりは、自分の判断で間違うほうがまし、と思っています。
日本は一方で巨大な金融国家で途方もないような金融資産も持っているので、単純な対応がうまくいくはずがありません。昨日も書いたように、人口とか少子高齢化もからむのだし、一つの政策で問題が解決もしないし、一方でそう簡単に奈落の底のような悪化もないのだろうと。まあ国破れて山河あり、どうなっても日本のうつくしい自然は残るのでしょう。昭和20年、大敗戦の後の青空は素晴らしいといったひとたちが沢山いました。
それよりも、遅々として進まない、検察の改革、ひとごとのように記事や報道をする大マスコミ。可視化すらもできないので、ガス抜きだけがおこなわれ、村木局長のようなケースはこれからも絶え間なく起こるのでしょう。
わたくしの感じでは、検察よりもマスコミのほうがはるかに悪くて、いっさいの反省の念が欠落しているので、なんどでもこのような罪の捏造が起こるのだとおもいます。この関係のことはこれまで何度も書いていて、もういやになっています。ただ報道する側が、犯罪の捏造に加担して、なんらの反省も自戒もない、しかも政権のトップがそのようなことが起きてもほとんど無自覚のまま、というようなことはかつて経験のない事態なので、財政よりもこちらのほうがはるかに日本にとって深刻だとおもっています。しかしこのあたりのこと書くのはすっかり疲れました。

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