時差が5時間なので回復もはやくぐっすり寝て朝はめずらしく妻におこされました。
ラボで、さすがに一週間後なのでたくさんやることがあって、忙しく一日よく働きました。Sさんも来て研究の進捗話しあいました。たっぷり仕事をした充実感。研究現場にいるしあわせ感があります。
さてなんといっても京大(以外の大学もありますが)の入試問題流出事件が、興味をそそります。
きのうは単独行為とおもいましたが、誰もが推測するように複数犯と考えるのが妥当かな、と思いました。そうなれば、やり方は無数といってもいいくらい、このネット時代あるのではないでしょうか。
京大が警察に偽計業務なんとかというので告訴したのは当然とはおもいますが、一方で京大の頭脳を駆使してこの流出にかかわる出来事を早く解明すべきと思いました。そうでないと、ひと言で言って、「なめられ」ます。
複数犯なら、入試問題をカメラでとってそれをネットに送った、つまり一種の監視カメラとか盗撮カメラ的な情報の流出を外部にして、その受け手がYahoo!に投稿したと考えたくおもいます(そういう推測はありきたりのようでした)。カメラとネットへの転送はワイアレスでできるでしょうから、極小カメラを使えば、携帯などいらないでしょう。受け手がインターネットを通じたか、大学近辺で受けたかは使った機材で異なるでしょう。あとは受け手が全部質問をしかつ返事をしたのかもしれません。入試会場で送り手がやったことは、さりげなく極小カメラを受験問題にたいして撮影しただけではないでしょうか。
そもそもYahoo!の返事などあてにした受験生かどうかも怪しいでしょう。もしかしたら、受験という社会の重要な出来事に反逆的な行為をするのが目的かもしれません。そうならば複数の若者が共同してやった世間を騒がせる事件かもしれません。京大が監督がいい加減とかいう、ネットでの発言などもそういう挑発的な感があります。
でももしかしたらこれは全部カモフラージュで、ほんとうは複数の受験生が答えを聞いて合格する、金銭がからむ不正入試事件の可能性もおおいにあります。いまこの時代イヤホンにネットでの文章を音声でしらせるサービスはいくらもあるので、受験生は座っていれば、何もしなくても情報が耳に入ってくるのかも知れません。長髪の若者なら簡単にイヤホンくらい隠せるでしょう。
あとは専門家の推理にまかせたいですが、わたくしのような乏しい知識の人間でも、この時代不正行為をハイテクでおこなう可能性は無限にあると感じます。
そうは言っても根本は電波なので、受験生のいる会場でワイアレスに使えるような電波をすべて妨害するのがいいのかもしれません。
なるべく早くだれがどういう目的でこんなことをしたのか、解明すべきでしょう。
見かけは複雑でも単純な不正カンニング行為なのか、若者の社会にたいする反撃的な行為なのか、それとも金銭がからむ犯罪事件なのか、どれかで受け止め方はぜんぜんことなります。