まいにち何か有益な話を聞けるかと思って、テレビをまわしますがもう原発関係は飽和状態のようです。これだけとっかえひっかえなのに、ここまでワンパターンかとがっかり。一種の大本営発表的なムードで業界内部の自己規制で変わったことは言えないのでしょうか。
それにひきかえ、東北各地の被害の状況と被害にあった人々の言葉はたとえ数秒でも心からほとばしり出ているので胸をうちます。
エネルギー問題ですが、そろそろ色んな意見が出るべき時期に来ていると思います。これはワーキングスタイルともからんで、色んな職業人が実際の職場とは離れて仕事をする時代になりました。職場の概念がハッキリしなくなってきました。家の概念も変わってきました。家庭だけのエネルギーなら、大企業の電力をもらわなくとも自主的に作り自分たちで管理できる時代が目の前にきているとおもいます。
だいたい江戸明治くらいまではエネルギーなどはみんな自前でなんとかしたものでした。巨大企業だけがエネルギーを供給できるというのは迷信でしょう。
ちょっと大都市から離れたら、いや大都市ないでも家庭内エネルギーなら自主的に作り、管理する人々がこれから増えるでしょう。世界的にそういう流れでしょう。いまこそ、時代を先取りして、そのような先取的な人々に奉仕する技術とそれを生みだす技術者科学者が生まれて欲しいものです。
追記
わたくしの持つイメージは自然エネルギーなどを利用した村落サイズの自治体があればエネルギー税がかなり高くともそこで住みたいという人は着実に増えていくはずだと思うのです。