本当に日本の行く末を案ずるのなら、 東電の会長について

天皇陛下と皇后の存在感が日増しに大きくなっている感があります。
避難している人々と話し合っている天皇と皇后の姿を見ると日本の希望がここにあるという感をもちます。
心の底からひとびとの様子を憂えていることがよくわかります。そういうかたたちが日本の上層部にたしかにおられる。
いっぽうで科学者の陛下はこれからの日本の行く末を本当に案じているのでしょう。
天皇という立場で、日本の行く末を案じたら、いまの専門家の説明などに満足するはずがありません。
わたくしは専門家に天皇と皇后の前で説明するような気持ちでテレビカメラの前で説明して欲しいとおもうのです。そうなら、逃げ口上もいわないはずだし、嘘もいわないでしょう。まっすぐな気持ちでの説明になるでしょう。
専門家としていちばんの問題点とみずからの最大の関心事を言わなければ大きな罪だと言うことに気がつくでしょう。
そしてみずから日本の行く末をそれなりに案じて説明して欲しい。
この期におよんで利益集団の代弁が許されるはずがありません。
東電の会長の説明をごく一部聞きました。
責任感を有する人物が東電にもひとりはいることがわかりました。
この人にはもっともっとしゃべらせるべきです。マスコミは会長をたたくよりいまは会長がいいたいことをどんどん言わせるのがいい。非常識なことも言うかもしれないが、この東電で唯一責任と任務を深く感じているらしい人物ですから、言いたいことを全部はき出してもらうのがいいに違いありません。もちろん東電は現存しているのですから、運営も対応もしてもらわねばなりません。社長は病人になってしまったのでしかたないでしょう。

タイトルとURLをコピーしました