連休のすごしかた、古希をいかに祝うか

水がいっぱいに張ってある比良の田んぼの前の家に戻りました。
三軒の家をいきつ戻りつしているので、ときおり洗面所で顔を洗ったりしているときに、いま自分がどの家にいるのか確認したりしていることがあります。
連休は長いので、前半は家族と一緒、後半は畑仕事に精を出すことに予定しています。
坂本の家からくるときにこの連休、やはり行楽客はすくないなと思いました。
20年くらい前の連休最初の日のあのすごい渋滞はもう二度とないのでしょう。あの頃は有料で片道800円もしてもあんなに混んだのに、きょうは無料でもいつもと同じくらいの混みぶりです。遊びに行きたいと騒ぐ子供の数が減っているからでしょう。少子化の影響が行楽客の減少に関係があるに違いありません。子供が増えるのが大切なのでしょうか。論より証拠、この連休の前半東京から孫が全員きます。孫のあとから親が来るという感じです。子供ひとりでも、大人は両親、祖父母で6人くらい活性化します。さらにおば、おじまでいます。

語感がよくないので口に出したくないのですが、わたくしとうとう「古希」の年となりました。今月が誕生日です。古来希からほど遠いので、あまり祝いたくないのですが、でも子供たちが祝いたいといえば、それはもちろん喜んでうけます。
やあー、先生もとうとう喜寿になりましたねえ、なんてこのあいだ言ってた人がいましたが、喜寿のほうが若いと勘違いするひとがいるようです。古希70才、喜寿77才ですが、あまり意識したくありません。ただ、ラボ生活を始めてから50年の達成のときはみずから祝いたいと思っていました。もうすこしの努力です。ラボの現場で50年居つづけ、ちょっとした達成感があるに違いありません。その点、この古希は何を祝えるのか、よくわかりません。
でも子供たちや孫たちと一緒にテーブルを囲んで食事をするのはありがたい機会であるに違いありません。それになにがしかの経済への寄与も。

投稿したあとの追記みたいなものですが、お祝いでなく感謝であるのなら確かにすごくあります。
このような健康な体をあたえてくれた両親に感謝、日々生活を共にする妻に大感謝、そして研究の機会を与えてくれる皆さんと、一緒に研究をする若者たちやサポートをしてくれる皆さんに、これも大感謝です。
しかしそれは感謝するのはわたくしがするのですから、やはりそれは古希のタイミングでなく、別の機会にやろうと思っています。

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