フンヅマリ日本、研究室のフンヅマリ

いまの日本の状態、昨今のニッポン社会の状態は、ふんづまりとしか言いようがありません。これを漢字で書くと語感がよくないので、カタカナかひらがなで書いておきます。便秘ニッポンというのもよくない語感です。フンヅマリ日本とするとどうしたらよいか、答えは簡単、詰まりを直さないとダメ、という処方箋がはっきりしています。
臭いは元から断たねばダメ、という秀逸なコマーシャルがありましたが、同じように、フンヅマリは詰まりを除かないとダメなのです。
もしもフンヅマリをそのまま放置しておくと、フンからの毒が全身に回って、麻痺がおこり、ついで普通のフンも体内で毒化し、すべての本来ならなんでもない排泄物がが毒になり、死にいたるとおもわれます。
いまの日本そこまで愚かとは思わないので、社会全体が麻痺しだしたら、外圧、内圧が激しくなるでしょう。とりあえず詰まりを除去する運動がどこかで起こるでしょう。人ごとみたいですが、決してそうではありません、軽く書いてる見たいですが、非常に非常に深刻に感じております。とくに大マスコミがこのフンヅマリを維持しようとして、一生懸命なようにみえるからです。社会の木鐸が警報を鳴らしません。大東亜戦争中のマスコミもこんなもんでしたと片づけられないのです。

ある意味、いまのニッポンはしばらく下痢状態が続いていたとも言えるのです。自民政権が小泉が終了してから、三人の首相がつぎつぎに交代して、それで政権交代でしたがまたすぐ変わって、下痢状態としか言いようがありませんでした。そういう意味では、いまの内閣はまだ一年も経ってないので、下痢がまだ続いているとも見る人がいるでしょう。でもほんとうはこの内閣はほんとうは3ヶ月の寿命だったのに、交代要員が消えてしまったので、続いているのでしょう。つまり、フンヅマリニッポンは交代がいないからおきているとも言えるのですが、でも交代がいないから、次の食事が来ないので、詰まりを除かなかったらどんどん毒がまわりだしている。ある意味、次の食欲がでそうな食事がさっぱりやってこないので、体内に便を溜め込んで、なんかの役に立つだろう、いまのジャパンは、こういうところなんでしょうか。フツーの日本人をあくまでも信じたい(他に信じるものがないので)わたくしとしてはそろそろ大マスコミの目くらましを払いのけて、フツーの日本人が当たり前の状態にすると思いたいのです。

もう書く時間がありませんが、わたくしも長年研究室経営していて、フンヅマリ状態になるのをいちばん警戒していました。この場合のフンは申し訳ないたとえですが、論文公表なのです。
1つのフンがでないと次のフンを出せないのです。論文にもピンキリがあるのですが、一列縦隊で並んでますから、秀逸なフンもその前に凡庸なフンがあると順序を変えるのができないのです。学問の世界というのはそういうものなのです。
ですから、フンヅマリを放置はぜったいにできません。原因となるものは研究室運営のいちばんの敵ですから除かないといけません。
そういうわけで、わたくしの長年の研究の苦労も工夫もこのあたりにありましたのです。もちろんいまだってあります。
しかし、冷静にかんがえれば、フンヅマリの元凶のくせに呑気に毎日送っているヤツに対する怒りを隠せた(?)のがいまのわたくしの成功の最大の理由だったと思っているのです。ですから、ほんと人事百般、難しいものなんですね。

タイトルとURLをコピーしました