朝、小さいナスにぺたりとはりついたカタツムリのような生き物、けしからんととって踏みつぶしました。地植えしたオクラの葉っぱがなにかの虫に食べられると思っていたら、やはり小さなカタツムリ様のものが着いていて、これをどけるとその下にある葉はきれいに穴が開いています。
なんだ沖縄では、カタツムリが野菜を食べるのか、と驚いて注意深く見るとまだ他に2匹ほどいました。他の野菜には幸いいませんでした。
先ほどネットで、しらべるとなんとこれは沖縄の農民に忌み嫌われる、アフリカマイマイでした。
このマイマイはそのうえ、人に感染する寄生虫、広東住血線虫を持っていて、感染すると好酸球性髄膜脳炎なるこわい病気になるというこわいことがかいてあります。かつては道路一杯がこのマイマイで覆われつくされるほど繁殖したことがあるとのことです。最近はかなり減ってきたとのこと。
参りました。
本州にはいないとのこと。聞いたことありませんでした。
防除剤があるとのこと、こわい病気になる感染性を有する寄生虫まであるマイマイと聞いてはほっておくわけにはいきません。
ウイキペディアには以下のような記述がありました。やれやれまいりました。こわい話です。わたくしは4匹ほど素手で触っています。
日本において、本種(アフリカマイマイ)は植物防疫法により有害動物指定を受けており、生息地である奄美群島、沖縄県、小笠原諸島の各島からの持ち出し及び日本本土への持ち込みは禁止されている。また日本に限らず、いまや世界各国で本種の生体の持ち込みは禁止されており、アメリカ合衆国においては国内移動であっても厳しく罰せられる。
本種を中間宿主とする広東住血線虫に感染することで発病する好酸球性髄膜脳炎については2000年(平成12年)に沖縄県で死者がでており、また小笠原諸島ではかなりの確率で同虫のアフリカマイマイへの寄生が確認されている。ゆえに本種に素手で触れるのは無論のこと、本種の這った跡に触れること、這った跡の残る野菜類を生のまま口にするのも危険である。なお本種の駆除や防除にはナメクジ用の農薬が効く。ナメクジ同様ビールを用いた罠を仕掛けるのもよい。
いっぽうで、当初食用として日本に持ち込まれたものの食材にならなかった本種であるが、台湾や中国など本種を養殖して輸出や食用に用いている国もある。フランスでは絶滅寸前のエスカルゴの代用品として本種を用いている。なお安物のエスカルゴの缶詰の中身は、本種であることが多い。