きょうは朝が研究所での会議、午後はうるま市にでかけていって県関係の研究所でうちあわせの会合があります。
それでいまのうちに書いておきましょう。
わたくしは誰もいってないことを書きたいといつもおもっているのですが、きょうはだれもが考えているようなことにしておきます。
最近の政治の鈍化というか退廃というかひしひしと困ったものだな、とおもいます。菅首相の貢献は、政治のありさまというか、事態がよろしくないということを国民全体に周知せしめている点にあるのでしょうか。
首相のかわりがいない、民主党もひどいがそのかわりがない、つまり自民党は政権から転落したら這い上がれないで、どんどんつまらない政党になっている(ように見える)。攻撃力もほとんど無い。民主党も弱くて、つまらないが自民党も負けず劣らず。どうしたもんだろう、と政治に関心をもっている国民の多くはそう思っているに違いありません。
大阪の橋下知事なんてひじょうに面白そうで元気もいいし希望をもてるかもしれません。でもまだまだ国政では未知数。名古屋の河村氏も面白いし、筋はとおっている。でも二三人政治家がいて日本はよくなるんでしょうか。
いま牢屋にはいっている鈴木宗男さんなんて元気がよくて面白いんだけれども、公民権停止期間は相当長いのでしょうね。臭い飯を食べた経歴のひとが首相になるのはとても面白いので、そういう点では首相候補かな。小沢氏も裁判の結果次第ではおれを首相にしろとか言い出すかもしれない。でもさすがに無理でしょう。ただ裁判判決でなにが言われるかでは、また世の中がひっくり返るようなことがあるかもしれません。
次世代の希望は、若い人、若い人というのですが誰が、と聞くとだれもなにも言いません。
津波被害からの復興、原発事故からの国家的対応うまくやれば何世紀にもわたって語り継がれる宰相になるだろうに、代わりの候補がいないというのは、というかまだ出てこないのは、政治の劣化きわまれりということなのでしょうか。