野田新首相、なかなかやるのでは、

札幌での会合終わりました。
いつもながらたいへん勉強になりました。新しいことを学ぶのはたいへん楽しいです。
昨夜は札幌にいる知人数人とビールやワインを飲みました。
なんか、昔にひととき戻ったような気分になりました。

野田新首相の動きをみているうちに、池田勇人首相を思いだしました。
貧乏人は麦を食べればいい、という類の言説で非情な政治家というレッテルでしたが、実際には寛容と忍耐と所得倍増をモットー、スローガンに戦後首相の中でベストスリーの一人だったのではないでしょうか。
増税の野田氏でしたが、そして右翼と隣国から警戒されているのですが、人事のスタートを見れば、快調そのものではないでしょうか。イメージチェンジが起きつつあるでしょう。ユーモアあり、庶民の生活、それに自衛隊の父親とだんだん人柄が見えてきています。

輿石氏を幹事長に据えたのはこれは超思い切った人事で、なかなか思いつきではできません。
確信的な行動でしょう、そうでなければ輿石氏が受諾するはずがありません。
これで幹事長人事がうまくいけば党内基盤の相当部分は固められるでしょう。
官房長官は岡田氏というのは、ダミーなのではないでしょうか、もっと無難な柔軟な人に落ち着くはずです。政調会長に前原氏をおくなど実に憎い人事で、わたくしなりに感嘆しています。もともとは人形みたいなポジションを前原氏次第で、政策すべてに口を出せるというのですから、ゼロから無限大までの可能性のあるポジションです。
鳩山首相時の平野官房長官を要職に、それに元民社の川端氏をやはり要職につけると言うことで、これはかなりアリで、全体としてちゃらちゃらしない実務内閣となるでしょうか。
まあ、あとは政策ですね。
何を政策として打ち出すのか。みずからをドジョウと呼んだそうなので、あとはその自称にふさわしい、泥臭いが実効性のそして未来に夢がもてる政策が打ち出されるのを待つだけです。

震災の東北と原発の福島にどのような対策が打ち出されるのか、それが出てきて始めて、菅内閣とはかなり違う雰囲気になるでしょう。

野田新首相の二十歳の頃の写真をみてビックリ、ハンサムと言うよりはアイドル系の風貌じゃないですか。それが30代初めでむざんにメタボ、これはたぶん飲んで食べる生活をひたすら続けていたのでしょう。元気がよかったのでしょう。
でも最近、この数ヶ月で顕著に顔が締まってきたので、首相らしい精悍な顔つきになって欲しい。

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