観音寺、キャンプハンセン、宜野座のフリマ

昨日は金武にある観音寺というところにいってみました。
境内に鍾乳洞があってお酒を20年ほどそこで寝かせるとかいう話も聞いたのと、沖縄にはお寺らしいお寺が戦災もあって残ってないので興味を持っていました。
なるほど、高野山の流れの寺です。でも、いかにも沖縄の自然と生活に適合したという感じです。
なにしろ奇跡的に戦乱を越えて残ったということで、かなりありがたいお寺のように見えました。
拝んでいる人たちもかなりいました。鍾乳洞はなかなかのもので、これは一見の価値ありです。鍾乳洞とお酒が林立している風景がです。
このあたりキャンプハンセンといって米軍海兵隊もいるのですが、土曜のせいか、兵隊はほとんど見受けませんでした。基地の外にも米軍の兵隊がお金を落としそうなところはほとんどありませんので、というか、そういうところは多くは閉鎖しているようです。沖縄ではもう米兵はお金を落とすという意味ではほとんど無価値に近いという感じがよくわかります。
でもノー天気なガイドブックにはこのあたりにくると、アメリカチックだよ、とか誘いの文章が出ているのです。よしてくださいよ、という感じです。
宜野座にもちょっとだけ寄りました。なにもこれといって観光資源はないのですが、沖縄の人々がいかにして生計をえていくのか、長距離の車通勤以外になにがあるのか、目をこらして車外をみてもなかなかヒントはありません。
このあたり第一次産業と土木工事がまだまだ主たる産業のように見えました。あと政府が罪ほろぼしに作ったとおもえる国立の病院などもありました。
地産地消という観点では、かなりアイロニーですが、老人福祉介護も重要な収入源であるに違いありません。
フリマも二つほど寄ってみて、美里焼なる花瓶を一つ買いました。きれいなものです。売ってる人たちとのおしゃべりも。女性で肥満した人の比率が高いな、という印象もありました。運動不足なのでしょう。忙しいのに肥満する、車社会でありがちな現象です。
フリマの端で出店している店舗で、昼めしにマグロ海ぶどうどんぶり500円なりも食べました。値段を考えればおいしい。ただ、ハエを絶え間なく追い払いながらでしたが。

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