伊丹の空港で新潮45を買いました。橋下大阪府知事の特集があったからです。
タイトルが「もっとも危険な政治家橋下徹研究」とありました。
途中で読むのをやめました。ここまで暴露的にある特定個人の出自を書くことが許されるのでしょうか。陰々滅々たる調子の記事で二つ目の記事で読み進めることができなくなりました。橋下氏への政策の批判はまったくなく、橋下氏の父親は博徒系のやくざだったとか、同和系の町で住んでいたとか、刺青をしている近親者がいるとか、こんな調子の繰り返しです。部落出自だからもっとも危険なのだという、ロジックなのでしょうか。橋下氏の子供時代や学生時代の振る舞いなど、悪い話のオンパレードでした。欧米なら、即刻この会社はつぶれるとわたくしは思いました。新潮はいいものもたくさん出版しているのになぜこんな雑誌を残しているのか。
ひどすぎるな、行き過ぎも甚だしい。
ほかに批判はできないのか、こう思いました。
これじゃ橋下氏は選挙で勝つだろうな、ここまでの記事がでるということはよほど優勢なのでしょうか。
なぜここまで叩けるのか、暴力団系、同和系の出自だからなのでしょうか。これを許すのは、日本社会の悪しき習慣としかいいようがありません。