あまり長く書く時間はないのですが、上の返事を読んで、ここまでスッパリ何も問題なし、と断定されると怒りはありません。あきれて、なにも感じません。倫理観の次元が根本から異なるのでしょう。
米国にかぎらず私立大学ではコネというのはみえみえで起きています。この大学もそうなのでしょう。
しかし、返事の最後に、請願行為をおちょくるような文章まで付いてくるとは思っていませんでした。
この大学ではミスコンダクトがあればそれを検出できるのだと。おまえはアホか、二度とくだらんこと言うな、という理事会議長の声が聞こえてくるようです。
この学長、プロボースト、副学長のコネ行為にはなんの不正の痕跡もない、これは日本人の理事もそう感じているのでしょうね。
現場にいる人間の感覚としては、これほど救いのない返事はありません。
わたくしは生まれて始めて、こりゃ司直の手を借りなきゃ何もよくならんぞ、と自分の働く場所について思ったものでした。異様な感覚です。
税金100%の大学での不正について、執行部は当然、理事会も一切、何も問題の痕跡すらないとするのなら、後はアピールする場所は生涯関わりたくないと思っていた、あそこのあれしかないじゃないですか。
この手紙は、この大学院の創立の第一歩の日に理事会議長という最高権力者によって書かれたものです。
この大学院大学の秘宝のような価値が将来でるといいですね。大事に保存しましょう。
これが一請願者の率直な感想です。