大当たりするに違いない、

寒さはどこかにいって、きょうも暖かく気分のいい日です。
何日かぶりに海沿いの国道を歩きました。トラックが轟音でそばをとおるので思索にいい道路ではありませんが、気分のいい日ですし、温度も歩くのに最高ですから、考えはまとまらないものの、ゆっくりノンビリ歩きました。

わたくし最近染色体のことかきませんが、忘れたわけではありません。それどころか、論文も一生懸命書いているし、新しいデータの議論もしばしばやっています。ただ、新天地を開拓できないかと、70才の爺さんがするにはアンビシャスなことをずっと考えつづけているので、ブログには難しすぎてなじまないのですね。それであまり書かないのです。発表論文もその準備みたいなもので、地味に見えるし、思惑がすぐわかるようなものではありません。
ごく大ざっぱに言えば、同業者に理解されるのにざっと5年くらいかかりそうなことをやろうとしています。真に価値があるような成果になるのか、どうか。
まだそういう研究ができるのは大変ありがたいし、なんとかやれるあいだに到達点がみえるところまで行きたいな、と願っています。しかし、こういうアンビシャスな研究はある種の賭けですから、かならずうまく行くとは限りません。しかし、わたくしは生来楽天的なので、大当たりするに違いないと心の奥底では思っています。

あしたは知的クラスターなるもののシンポジウムがありまして、那覇空港のそばまで朝から行きます。長寿、健康産業をめざすための基盤研究を発表するわけです。
沖縄県ではいま三つのプロジェクトが進行していまして、そのうちのひとつ医療健康に属するものをわれわれが担当しているのです。残りは生物資源と環境・エネルギーということなのですが、わたくしはまだ聞いたことがないので終日講演会場で過ごす予定です。

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