沖縄に最近赴任したKさんと話していたら,ラーメン屋がすくないのがどうも、ということでした。彼は沖縄そばはもうあきたというのですね。そうか、まだわたくしはぜんぜんあきてないけれど,それは一ヶ月に2、3日だからかもしれない、と思い同情しました。ラーメン好きの人は毎日食べるのでしょうから。ラーメンの味のバリエーションはすごいですからね。
それで、きょう昼時に,秘書のMさんに百万遍界隈のラーメン屋の話題を持っていたら,たちどころに10カ所近く、短評付きで情報を貰えました。さすがとしか,表現できません。とりあえず彼女の情報は常に信用できるのですが、そのなかに,わたくしが決して入るまいと心に固く決めていた、店を勧めはしないものの、あっさり味ですよ、というコメントが気になっていくことにしました。
Oさんが同行してくれて、平均年齢22才程度のかなりの数の客の入った当該店に入りました。食券とはひどいとは思いましたが,とりあえず食べてみました。たしかに及第点でしょうか。また来てもいいかなと思いながら,Oさんと科学研究費の今年の申請などしゃべっていると,すぐそばのカウンターで座っていた客の一人がもそもそ動いてるように感じたので,あれとおもってしげしげ見たらなんといつの間にやら入ってきていたのか,医学部のHさんでした。彼はわたくしより年上ですから、この店の客はわたくしと彼で飛躍的に平均年齢が上昇していたのでした。しばらく彼も交えて世間話に興じました。
決して入るまいと思っていたラーメン屋ですが,Hさんは偉いものだと感心しました。学問でもパイオニアですし,こういうところにも進取の気性が現れていました。