ご愛顧に感謝ー訪問者総数200,000人になりました

このブログを始めたのは,今年の3月10日でした。それから200余日,本日午前に訪問者数が総計20万人になりました。一週間平均7000人程度ですから、わたくしには大変な驚嘆すべき数です。こういうわたくしの身勝手な意見や、ぼやきに近いものを読んでくれていただく方々のご愛顧に心より感謝する次第です。ありがとうございます。今後も引き続きご愛顧のほどをお願いする次第です。なんかこんなことを言うと,ブログ業を始めたような気分になりますが。
ブログをすると,もちろん投稿をするのですが,これにはパスワードが必要で,それを入れれば自分のブログ欄に到達できて,投稿の項をクリックすればメモのように書き込む投稿欄が現れます。それでそのなかに直接書き込むか,別に書いておいてコピーペースとをします。それで、日取りとか体裁とか自然に出来てインターネット上に現れるのですから,ほんとに簡単,便利なものです。
次に,環境設定という項をクリックすると例えばロゴに使っている写真を変えたりできます。コンピュータに保存してある写真をどれでも200K以下のサイズのjpgファイルかなにかにすればどれでも変更できます。携帯電話の写真なら何もしないでも良いようですが,わたくしは娘が携帯で撮って送ってきた,さつまいもの写真以外は全部普通のデジカメでとって,メモリーを落としていれてました。ブログ欄の内部の写真は一枚500kまでいけます。もちろんこれらの条件はこのエキサイトという会社のブログの特性ですが。例のライブドアーのブログとかどこも基本的には無料なので,始めるのはとても気楽、簡単です。
リポートという項をクリックすると、過去に何人の訪問がこのブログにあったかが,きょうの分,2週間分毎日,それからいままで全部で集計して何人になるかが、表になっています。誰が訪問したかはわかりませんので,「読んでますよ」と声をかけてくれた人達以外にはどういう読者かはわかりません。見えない読者に向かって書いてるような気分でもあるります。ブログは日記でもありますが,公開してますので,読者も想定してます。訪問者の数を見て,またきょうも読んでいただいたかなどと感じる訳です。わたくしの場合,土日は1,2割方減ります。また深夜12時から朝にかけてだいたい200人弱の方達が読んでくれています。海外の方たちかな、などとおもっています。
この8月に第一期から第二期に移行する時に、コメントが出来ないようにしましたので,読者は激減するのではないかと思ったのですが,ほとんど変化しませんでした。コメント欄をやめた理由のひとつは,学術会議会員は特別公務員であると誰かに聞いて,ビビったのが原因でした。いっぺんやめた公務員にたとえパートタイムでも再びなり、それにいろいろ公的な義務や守秘義務もあるだろう、コメント欄は閉じたほうが良かろう,などと考えたのですが,それはどうも杞憂のようでした。いまはほとんど気にしてません。休暇を取って東京に出かけるというスタイルの,ボランティアでやってるのですから,周囲に文句を言われても反論はしやすいです。むしろ、単に忙しいだけで,なんにも、周辺にすら影響がでないようなことで時間を取られそうな予感だけが増大してます。コメント欄がないのは寂しい気もありますが,いっぽうできついコメントもかなりあって,バランスからいえばコメント欄がないほうがやはり気楽です。
ブログの女王とか言われている真鍋かをりさんは一日15万人訪問者数とか誰かに聞きました。でも世の中でたくさんの訪問者数を持つブログを見ても,これはすごいと感心するようなものはほとんど見かけません。多分,世代の違いで面白さがわたくしには分からないのでしょう。
これからもわたくしの学問稼業と同様に、going my wayでやっていきます。数で上を見たらきりがないでしょうが、実際のところ一日約千人というのは相当に立派なレコードらしいです。
同業で、実名でブログをやってるのは,仙台のOさんですが,他にはまだ知りません。海外ではおられます。ぜひやったらなどと,折々に知り合いに薦めているのですが,乗ってくる人は居ませんね。匿名でやってる人がいるのは知ってます。匿名のほうがやりやすいでしょうが、実名との差は気分としても非常に大きいので,その差をどう考えるかです。実はわたくしも匿名でコラムを持ったことが過去にあります。雑誌でした。面白い経験でした。
柳田さん,あなたよくそんな時間を作ることができますね、とおりおりに言われます。
まあわたくしのやっている,いくつかのいわゆる気ばたらきのひとつなのですね。何を書くかを決めずにコンピュータの前に座ってもしかたがないので,書く前に考えておきます。この前もって,考える時間がわたくしの休憩時間になってるのです。
かつて,まだ30才になる前に,英国に短期滞在して,やはり聞いた通り英国病で朝10時前にラボに来る人がほとんど居ないので彼らはどうしょうもなく怠けている連中だと思っていました。ところがある時,だいぶ親しくなった人たちから,決して彼らは怠けているのではなくて,早朝に起きてガーデニングをやったり,日記を書いたり,本を読んだり,若いカップルなどは家庭でたくさんの仕事をこなして(出勤前の男性が育児や家事をするというのは当時でも英国ではありふれていたことでした)からでてくるので、朝9時に起きて10時に出勤するというイメージではまったくない、と分かりました。さらに休暇に1週間でかけていても,その間も仕事のことをしつこく考えているので,見かけ彼らの倍の時間働く日本人が研究成果の点であっさり負けてしまうことがあったりするのですね。いまの英国人がそうなのかは知りませんが,そのような仕事と生活に対する伝統はある程度残っているはずです。
わたくしもそのようなことが分かって以来,遊んでいても家庭でのことをやっても、また一見関係ない別なことをやっていても、つねに研究のことを考えることをモットーにしてきました。考えるアングルを変えてみる機会を自らつくるためにも早朝の仕事も週末の趣味も必要でした。もちろん,旅行も講演を聴くことも学会参加も。ブログもそのような点で,役に立ちます。そのうえ、時代の流れにあって,いち早く面白いことに参加するというトレンディーな楽しみも得られました。日記的ですから、内省的な時間を持つ効用もあるので、続けていられるのです。

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