増税だそうです。でも多くの人がしらけているのは、国民不在の政治家のあらそいがあるからでしょう。かたや国際公約の増税をしないと管理能力なしの無能政府とレッテルを貼られたらたいへんというのと、今回の任期中は税金を上げないと約束したじゃないか、増税の前段階がなにもできてないじゃないか、このままでは選挙に大敗するという別な意見です。自民はこの際、連立に復帰したいがその前提が出来てないというものです。誰かの主張が正しいのかもいしれないが、税金があがれば生活がまちがいなくしんどくなるに違いない国民からすれば、楽しいはずがありません。税金をはらえば国家が良くなるという見通しがぜんぜん無くて、30%くらいの消費税をはらわないと財政危機を脱せないときくと、うんざりするだけでしょう。
どう考えても、国民不在の8日間の増税論議でした。それで、まだどうなるのか分かりません。国民新党という小さい政党が今晩分裂しましたが、大きな民主党も早晩分裂する予兆なのでしょうか。
自民党も分裂するのではないか、と言われています。
政治家は分裂するエネルギーがありそうですが、税金をはらう国民のほうには分裂するエネルギーはいまはまったく無いでしょう。