ケンブリッジの町、2012年

ケンブリッジ、やはりいいですね。寒いですが。
最初にここに来たのは1968年の6月ですから、まあかなりの大昔です。スイスジュネーブの次ぎに懐かしい町です。
キャンパス、外、町、食堂レストランと見て、まったく変わらない風景がたくさんあります。いっぽうで変わったなとおもうのは、食事の多彩さで昨夜はタイ料理ですが、美味しかったです。エスニックは混んでいます。欧州系のレストランはだいたい空いています。このタイ料理、もうすこしあっさりできればさらにいいのですが。お客はほとんど大学のひとでしょうね。風貌的に。男が多かった。
それと、どこでも見る、すごいアジア系の若者の増加です。おいおい、ケンブリッジ大丈夫かい、といいたくなるくらいのすごい増加ぶりです。たぶん中国本土の学生や若者の増加でしょう。一緒に食事をした人もそういっています。このアジア系の若者がこの町にあたらしい伝統を生みだしてくれるといいのですが、日本のかつてのバブル期の民族大移動みたいにならないといいのですが。日本人の若者もたくさんいてほしいのですが、どうなのでしょう。まあ15億の中国の民がみな中流になってより文化的で快適な生活を送ろうとおもえば、かれらが米国と欧州をまず見てそこで生活をするというのが当然の流れで、母数が多いのですから、流れの大きさというかうねりが明々白々になってしまうのでしょう。
わたくし、ジュネーブで住みだして、一年間、日本人に誰にも会わないで、電話もしないで、日本語をいちどもしゃべりませんでした。今昔の感です。いまやスマホ、スカイプ、の時代ですから。

昨日はGurdon研究所で一日過ごしました。

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