竹内洋岳さんの14座目のヒマラヤ8000メートル峰「追加」

竹内洋岳氏の存在を知りました。
世界8000メートル座の山々14座のうち13座を登り、最後の山に挑戦中とのことです。
わたくしが関心を持ったのは、このかたの風貌で、われわれの同業者かとおもうくらい学術の専門家のようにみえるのです。しかし実際には不屈の登山家なのです。記録を見ると驚きます。14座を最初に達成したメスナーを思わせる、原則主義者の登山をおこうなうみたいです。
日本人登山家はこの14座を苦手というか、魔の挑戦としているようで、これまでに貴重な登山家のいのちを失わせています。竹内氏自身も、10座目の登山中に瀕死の重傷をおう滑落事故をおこしているとのことです。
このかたが今日最後の14座ダウラギリを登山中なのだそうです。
関係者は気が気でないでしょう。わたくしも経緯を知って、NHKのニュースでいま頂上の直下まで来ていることをしり、気になってしかたがありません。
はやく成功の一報を聞きたいものです。

追加
夜10時頃にニュースが入ってきました。NHKでは、以下の記事でした。率直に非常に嬉しいです。
ヒマラヤ山脈にある8000メートル級の14の山すべての登頂を目指していた日本人登山家が、26日午後最後の山ネパールのダウラギリの登頂に成功し、日本人で初めてすべての山の登頂を達成しました。
8000メートル級のすべての山の登頂に成功したのは、東京都に住む登山家の竹内洋岳さん(41)です。
竹内さんを支援している東京の事務局に入った連絡によりますと、竹内さんはネパールにある世界第7位、標高8167メートルのダウラギリの頂上を目指して、現地時間の26日午前1時ごろ、単独で最終キャンプ地を出発し、およそ16時間かけて、現地時間の午後5時すぎ、日本時間の午後8時半すぎに登頂に成功したということです。

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