米国科学アカデミーの150年、

ことしの4月に米国科学アカデミーの外国人メンバーになってから、おりおりにアカデミー(NASと略称するようです)からメールを頂きます。
数日前にはトップの方からのメールもありました。内容的には、来年が創立150周年になるのだが、最初はリンカーン大統領が南北戦争のまっただ中でこのアカデミーを国家の基礎として作ったというエピソードを書いております。よくぞそういう大変な時期に国家として長期的な礎となるような組織を作ったものだと賞賛しています。
そして、いまのNASの使命を端的に説明しています。なかなか説得力あがあると同時に米国という国柄もつよくかもし出す文面でした。
英国ロイヤルソサエティーの外国人会員のほうがわたくしにはずっと居心地がいいのですが、でもNASの持つ国家的価値の高さにも感服します。
そのうちNASにもなれてくるかもしれません。生化学でも推薦されたのですが、やはり居心地のいい遺伝学のセクションに入れてもらいました。
英国のほうの居心地の良さはトップが旧知のナースさんであるという理由もあるのですが。
そういえば、わたくしは英国のロイヤルソサエティーの350周年セレモニーにも参加出来ました。来年は米国のほうの150周年、どうもついているみたいです。

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