きょうは琉球大学医学部の石内教授とゆっくりお話しをする機会がありました。脳外科の世界というと遠い感じですが、実際お話しをするとたいへん興味深くそれほど遠い話ではないのかもしれないと思うようになりました。どの程度わたくしが理解したかは心許ない面もあるのですが。
とくに海馬のなかでのニューロン神経細胞の更新が非常に大切というのが強く印象に残りました。わたくしの脳もきょうはあたらしいことを沢山聞いて、ちょっと興奮気味です、今晩寝てるあいだにいろいろなことが海馬で起こるような気がしてます。
先生の書かれたエッセーを読むと、百才になっても脳は進歩しうるし,海馬では新しい刺激に呼応して更新する細胞が生まれるらしいので、なんと頼もしいと思いました。
いっぽうで生活習慣病である肥満が極端化すると若くても認知能力が落ちてしまうということも知りました。
沖縄での健康科学や医科学、医療科学の発展のためには現状の多くを改める必要があるにちがいありません。
どうするのが一番いいのか、悩ましい問題ですが、まずは研究者の数が増えること、そして互いに知り合うこと、難しい話もやさしい話も気軽にできる人的交流が活発になるのがまず必要なのでしょう。
研究者の絶対数を増やせばいろいろな面で飛躍的に活発化するでしょう。