山田實展をみる、

たまに那覇の町にあそびに来るようにしています。
きょうは昼過ぎから来て、県立美術館を訪れました。
たまたまやっていた写真家の山田實展とてもよかった。高齢ですが、現在もアクティブに作品を生んでいるようです。
妻の父である義父と私の母のあいだの世代です。だからよく分かる部分があります。
徴兵され戦後シベリアで苛酷な抑留も経験し、帰国後はふるさとの沖縄の原風景が失われたにもかかわらず、それを追い求めるような作風でとても気持の残る写真が沢山ありました。
なかにしばらく作品から離れがたいものもありました。
大学もでたうえで那覇桜坂で写真屋を経営しつつの実作家でもあるので、性根がすわっていることは作風からもよく分かりました。
子供の作品がたくさんありました。背中におぶって子守をするこどもたち、1960年代から70年代まで沖縄では沢山いたようで、心に残りました。
本も2冊買ったのであとで楽しみながら読もうとおもいます。
ホテルに行くには早いので壺屋通りで時間つぶのショッピングしもしました。
明日は島の最南部に行こうと思っています。最近よく来ています。

タイトルとURLをコピーしました