このブログでなんども取りあげていますが、昨日別大マラソンで優勝した川内選手またまたとりあげたいです。
昨日は21キロのところからテレビを見ました。昼飯には恩納村では有名とかの水車のある食堂でそばを食べてきました。ここ初めてですが、再訪はまあありかな。店にあった、沖縄の怪談という60年くらい前の本を見ました。これは面白い。一冊欲しい。それで戻って来てから川内選手の走りを見たのでした。
ひとことで言うと、人柄、走りぶり、しゃべり方どれをとっても素晴らしい。コーチ無しでここまで来れるのですから、マラソン玄人はいったい何をしているのかと言いたくなるような、そういう存在でもあります。
今回はずっと川内選手の走るときのあの苦しそうな歯を食いしばった表情をずっと見ていました。
なんともえらいものです。
そしておもいました。博士の学位をとるために頑張る学生さんもああいう歯を食いしばった顔をして研究をしていたら心から協力してあげたい気持になるなあ、と真実思いました。
こういう選手、優勝するような選手でいたでしょうか。
二位になった中本選手、実に涼しい顔で走っていましたが、終盤とうとう涼しくなくなりました。
最後でバネが出ませんでした。試合後は表情豊かに口惜しいと言っていました。この中本選手も好青年です。
すがすがしい男性二人がえんえんのデッドヒート誰もが賞賛した闘いでした。
わたくしは川内選手みたいな表情の選手が彼だけでなく今後も出てくると,日本人をみる世界の人々の気持ちが変わるのではないか、とまで思いました。