灼熱のあつさ、というような表現をしたくなる昼過ぎの京都の町を歩くときの暑さ加減です。
夏休み休暇をとったのですが、さっぱり休暇のムードにならず次々に仕事がふりかかって困っています。ま、自業自得の面もあるのですが。パソコンを捨てれば別の人間になれますが、たとえ休暇でもそれができないのが困ったものです。
先週の土曜日ひさしぶりに新聞を長い時間かけてよみました。紙でよむのは最近減りました。沖縄ではパソコン画面上の紙面ですから、読んでは見てもなにか感じが違います。紙面でないと伝わらないなにかがあるのでしょう。
その何かですが、朝日の場合はこれまであまり注目していなかった少数派を極力とりあげて日本を元気にしようという気持ちをもった記事作りを感じる事が増えました。
そのひとつに、イスラエルにもっと注目しようということを主張する意見を載せています。たいへんいいことだとおもいます。わたくしもなんべんか、日本はイスラエルを見習うべき、もっと相互作用すべし、と書いたような記憶がありますが。この主張では、イスラエルに来る日本の企業人はほとんどいないといっており深刻だと言っています。そうならば同感です。
新渡戸稲造以来イザヤベンダサン(山本七平氏)氏達がくりかえし日本とイスラエルは良く似ていると言っているのに、国民共有の知識となってないのは残念。
日本人の多くも中国や韓国から激しく日本が非難されて、周囲に味方の国がゼロのイスラエルの人々に思いをはせることが可能になったかもしれません。日本では、パレスチナ善、イスラエル悪、という図式がありますが、イスラエルは皆殺しに会うかもしれない危険性を絶え間なく意識して今日までやって来たのです。簡単に善や悪と決めつけるのは意味がありません。なにしろたくましく、頭が良くて、活動的な生きぬく術にたけた民族です。仲良くなったらいいことが沢山あります。
わたくしが言いたいのは、イスラエルの科学技術は実に見るべきものが多数あって、健康科学技術も世界最高レベルであることです。そういう国と日本が密につきあわないのは,本当に残念です。
イスラエルで青春をすごした日本人も何人か知っていますが、本当にみな希有な日本人となり存在感が大きいのです。
それでイスラエルにいく日本人が少ないことですが、空港での長時間の質問というか、これが結構日本人の恐れを買っているのかもしれません。わたくしも二度入国しましたが、一回あたり15分から20分よくそんなに質問のネタがあるな、と感心するくらい色々聞かれました。予備知識もあったのであまり驚かず、失言もなしに乗り越えましたが、日本人の団体旅行などどうしているのでしょうか。質問者はみな若い兵士でした。ついついあなた学生?なんて質問すると、余計なこと聞くななどとぴしゃりと言われたのをおもいだします。
イスラエル入国のスタンプを押さないで頂戴、というと何故だと聞かれました。準備しておいたので、これからアラブ諸国を旅行するかもしれないのでというと、案外あっさり認めてくれて、二回ともスタンプ無しで入国しました。
また機会があればぜひ行って見たい国です。そしていまのヘルスケア系の産業はどうなっているのかぜひ見学してみたいものです。