2013年夏の日本人

日本人の7,8割は今の生活に満足しているということなのだそうです。満足度はかなり高い、と。
ほんとかな、と思ういっぽうで、そうだろうという気も起きます。
食べ物がこの20年間、美味しくなった割に値段が高くなってないです。
衣類も選択肢が沢山ある割に高くない。ユニクロのようなそこそこの安価な服装に一点か二点高価な良いものを足すと個性的なファッションとなるので、男性はどうか知りませんが、女性は華美でなく美しく生きることが可能になっている。
仕事の内容ですが、不満は無いはずがないのですが、失業率は統計的にかなり低いので、なにか働いて収入を得ることが出来る。これで国家レベルで危機でないのなら、庶民はまあ満足、こんな理由づけになるのでしょう。でも誰もこれがいつまでも続くなどと思ってないし、いつからひどいことやとんでもないことが起きるかもしれない、という気分的な身構えはもっているのでしょう。
これが2013年の8月の社会的なムードすると、最近の激しい天候の変化や、地震予知の誤報とか、韓国や中国との関係の悪化を背景にして、非常な不安感を有する人たちが少数派ながら出てきたことも確かです。
日本は,塀の上を歩いているのかもしれません。いまは塀の上はそこそこ広いので歩き続けることに困難は感じませんが、狭くなり細くなると困るに違いありません。できるだけ広くしてあんぜんにかつ視野を広く持って行きたいものですが。
いまの日本、いちばん大切なことは世界中から人々に来てもらって,日本での見聞をひろめてもらいたいものです。
日本が将来に保険をかけるのなら、訪問者に良い経験、好もしい経験、またぜひ来たいとおもってもらう強い印象と同時にまたきてもらうのに簡単に来れるようなしかけを作ることだとおもいます。
いろいろ経済復興とか強化の案があるようですが、日本の将来を考えると一人でも多くの外国人に日本にきてもらい理屈抜きに好もしい記憶をもって帰ってもらうことが最善だとおもうのですね。
そういう点、いまの日本人がしずかに声高くなくいまの生活に満足している姿をみてもらえるのはたいへんいいと思うのです。

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