ここのところ研究面での現場の仕事が非常に多大で過重なかんじです。ときたま、あたまが破裂しそうなくらいに、いろいろ沢山のデータなどのことを考えねばなりません。もちろん、自業自得でしかたがないのですが。
それを反映して、ブログでさっぱり研究の話しを書かないのも、その時間ぐらいは研究のことは考えたくないのです。
とはいえすこしネタ切れなので、きょうは沖縄での大学院大学組織の準備の様子などを書いておきましょう。
どうですか、進捗具合はなどとよく聞かれます。
そういうときは、たいていまず、会議はいちおう全部英語になりました、と返事します。
外部からのセミナーも英語です。会議やセミナーの通知も、もちろん英語できます。
なかには英語とその翻訳の日本語が一緒のメールもたまにあります。
外国なみになっているのも、会議の資料はすべて英語で、かなりの量の資料が会議前にきちんと綴じられて準備されています。
会議中は、速記者が座って、ほとんどの議事進行が英語であとで書類となって、おくられてきて、内容的に問題があれば議事録の変更を頼むようなことになっています。
事務職員が英語が出来るというのは、ほんとうに多大な恩恵があります。
わたくしが出る会議は研究だけの会議で、マネージメント関係はでないでいいのですが、研究面でも事務職員が2−3人おられて、随時質問に答えることになっていますが、もちろん英語でやっています。
日本語のできない研究員やテクニシャンが来ても、事務職員がすべて勤務の倫理から就業規則まで全部説明してくれるし、アパートも探してくれます。
普通の日本の大学から来たわたくしのような人間には外国人を雇った場合の面倒さから考えれば天国のようなものです。
このような話しをすると、それはすごい、沖縄でのインフラは完全じゃないですか、といってくれる人が多いです。
完全というのはまだまだとしても、日本国内にある研究機関としてすでにユニークなインフラが出来てきました。
もう一つのすごさは、このセンターの建物の清潔さというか、きれいさというか、クリーニングの完璧さです。
わたくしは行くたびに、ここはユートピアだな、と感じます。長い研究者稼業でこれ位床がぴかぴかのところで働いたことはありません。このようなレベルのインフラは単に予算があるから出来るのではないでしょう、そこで働く人達の熱意と雰囲気がうみだすものでしょう。