久しぶりに月刊文藝春秋を読む

久しぶりというか何年ぶりか分からないくらいですが、月刊文藝春秋を購入してしまいました。小泉純一郎氏の[脱原発宣言]を読んでみたいと思ったのでした。
でも最初に読んだのはゲゲゲの鬼太郎の水木しげる氏の月間日誌でした。これがすごく面白い。考えて見るとわたくしは水木しげる氏の怪奇漫画を若い頃20代前半から愛好していました。ことしは境港まで行って、とうとう水木しげるロードまで見てしまいました。満足でした。
この日誌も非常に面白い。これだけ読むだけで、840円の値段の価値がわたくしには充分ありました。
それでいま小泉純一郎氏が語ったという言葉をつづった、山田孝男氏の書かれたものを読みました。なるほど、これまで新聞などで読んでいたのと同じ内容でした。フィンランドに行ったときの核のゴミ捨て場のエピソードは分かりやすい。
不思議なことに偶然同じ時間にテレビで元首相の脱原発講演が見れました。なるほど、画面からも元首相は完ぺきに確信している、とわかりました。

国民に希望と夢を与える、という小泉氏の考えの脱原発にわたくしも賛同です。
小泉氏が安倍首相に翻意をせまっているのは大変に興味深い。
郵政民営化とは比べものにならないくらいの大問題と言ってました。
その通りでしょう。
小泉氏が昔の満州論議を例にだしていま即原発ゼロと主張したのもよく分かります。
日本の近代史は政府が撤退出来ないことから、誤りが起きたというのはただしく、原発撤退と満州撤退を並べた小泉氏の政治感覚に感心しました。
筋金入りの少数派(政界首脳の中で)の強硬主張者であるのですが、日本社会の潮流をしっかり掴んでいるとおもいます。

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