以下に掲げるのは山田繊維という会社のブログのページです。読んでいておもわずクスクス笑いをしてしまいました。なかなか秀逸な宣伝文でもあります。
最後になぜこの会社のスタッフさんのブログをコピーさせて頂いたのか理由を書きます。
唐草文様とはギリシアの神殿などの遺跡でアカイア式円柱などに見られる草の文様が
唐草文様の原型であり、メソポタミアやエジプトから各地に伝播したと考えられています。
日本にはシルクロード経由で中国から伝わったとされています。
アラブ諸国ではモスクの装飾としてよく用いらます。
そのためヨーロッパでは「アラベスク(アラブ風の)」と呼ばれています。
日本では、緑地に白の唐草模様の風呂敷はなじみ深く、獅子舞のかぶり物として使われるとともに、
漫画やコントの中では泥棒の小道具としての印象もあります。
唐草文様は蔓草の茎や葉が絡み合って曲線を描く文様です。
生命力が強く途切れることなく蔓をのばしていくことから「繁栄・長寿」などの
意味があり、縁起のいい文様なのですが、もう少し詳しく説明したいと思い
ます。
蔓(つる)は音読みではマンなので「万」と読み替えて、それが帯のようにつら
なっていることから帯を音読みでタイ、タイを「代」と読み替えますと「万代」と
読めます。
要するに一族の万代の繁栄、長寿の意味を持ちます。
そのため唐草は大変好まれたようで、昔は唐草模様の風呂敷が各家にあ
ったようです。
泥棒が唐草模様の風呂敷を担いでいるというのは、空き巣に入った際に唐
草柄の風呂敷がどの家にもあるので、それをまず探して、その風呂敷に盗
むものを包んで逃げたからだと言われています。
「唐草」が縁起がいい柄、泥棒が使う風呂敷、の知識が多少なりとも深まれば幸いです。
京都の風呂敷メーカー、山田繊維㈱の青山でした。
このあいだ、那覇で散策中につい買ってしまった、唐草模様の陶器ふたつ。
おかみさんの説明では沖縄では唐草模様は長寿と家族の繁栄の象徴と言うことでした。なるほど沖縄に限らず、どこでもですね。
でもこの知識、わたくしも含めて昼飯時のおしゃべり時間に参加した全員知りませんでした。
だいたい実在の植物名というのではありません、中国伝来の植物文様とあります。
模様ですね。
唐草模様(からくさもよう
唐草文(からくさもん)とは、葉や茎、または蔓植物が伸びたり絡んだりした形を図案化した植物文様の、日本での呼称。
ネットの説明では上の二行のとおりです。
たいへん恥ずかしながらこれらの知識、わたくしにはありませんでした。