血液のはなし、続き

血液の話の続きですが、わたくしが興味をもったのは血管についてです。
何年か前に、専門家に聞いてみました。
えー、動脈の終わりはどうなっているのですか、静脈の始まりはどう見えるんですか?
それは先生もご存じのとおり、酸素を放出すれば動脈で無くなるので、そのあとは静脈です。もちろん心臓から送り出されてきているので、動脈は静脈と見た目にもぜんぜんちがいますよ。
そうですか、でも本当の境界というのはどうなっているんです?すぱっとチューブの中に境目がつくられているんですか?
そのあたりはわたくしは詳しくは知りませんが、格別に不思議なことはないとおもいます。
こんな風でしたが、二年くらい前に境界面の知識は実はあまりなく最近研究され出し始めているのだそうです。
赤血球の循環と考えればずっときれいなチューブになっているに越したことは無いでしょうが、栄養の供給とかを考えると、動脈と静脈の境界では血管はかなり薄くて中身も漏れ出しがちな血管になっているのではないか。
実際そうだ、という話も聞いたことがあります。
たぶん、幹線の血管では血液はぐるぐる循環しているのでしょうが、支線の血管に入ると暇つぶしができるくらいゆっくりとじわっと浸透してから循環するような風になっているのではないか、と空想しています。
つまり湿地帯みたいになっていて運ばれてきた栄養物がうまく細胞に渡されるのだろうなどと空想しています。完全な間違いかもしれませんが。
なんで、そんなことに関心がと、聞かれそうですが、でも血管による栄養の供給と不要物の回収を考えるとどうしてもこんな考えを持たざるをえないのですね。
素人の考えとはかけ離れたうまい仕組みがあるのかもしれません。

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