ことしの正月、子供達の家族がみな集まっていろいろよもやまばなしがありましたが、娘と長男がいうには、分子生物学会の表紙が、学会とは無縁とも思える人々のなかで評判になっているとのこと。
嬉しい話です。ツイートがあるらしいですが、ツイート検索は自分がツイートしていいる癖に知らないので、グーグル検索しました。そうすると、以下のようなものが。
ある方から教えてもらったのだけど、日本分子生物学会の学会誌の表紙イラストとタイトルがどの号も センス良すぎて!!!
もうこれで充分です。努力がむくわれた感じです。
参考までに、この表紙は絵案をおもいつき実際に描く人Tさんとわたくしどもの意見を聞くT社のWさんと絵案にコメントをするわたくしども編集の人間によって作っています。
周辺には(秘密で)、この雑誌の論文のかなりの部分は将来消えてしまうだろうが、この表紙はひょっとすると100年後も残るかもしれない。この表紙に負けないと自負する論文があったら,ぜひ投稿してください、と、こんなこと編集長が書いてはあかんと、周囲が言いそうですが、まあわたくしは実務はほとんどタッチしてませんから、いいでしょ。そんなこと言っています。
それくらいこの企画が気に入っているのです。毎号表紙の原案ができるのをいち早くみる特権もありがたく、楽しいものです。
50回以上表紙ができたら、本にして見たいと思っていますが、まだ言ってる段階で具体性はないのですが、もうすこし世間に認知されたらもうすこし容易になるでしょう。
ネットで見たい方は、Genes to Cells 表紙 で画像検索すればでてきます。
もちろん雑誌のホームページでも。
超有名誌の表紙はセンスがひどっく悪かったりおどろおどろしいのと較べるとなんとセンスがよいのだろうと、自賛して思ってしまうのです。