今朝はワールドカップ初戦、ブラジルークロアチア戦を見ながら、iPadで朝日新聞の紙面版をみました。
ブラジルは3−1でクロアチアに快勝、個々にはかなりの接戦でしたが終わってみれば完勝でした。ネイマールガ2得点ですから開催地のブラジル国民には気持ちが最高に良い一勝でしょう。
いっぽう神戸のCDBですが、極めて厳しい外部委員会の意見がでました。小保方氏にはもっとも厳しい処分をするように、そしてCDB本体には解体しなさい、なるべく今年中に、との勧告。そして内部運営に対して秘密性が高く、きわめてずさんと言う批判が突きつけられました。
CDBの即時解体ともとれますから、腰が抜けるくらいおどろくくらいの反応だとCDBにはまだまだ見込みがあるとおもうのですが。
冷静に受けとめられるのなら、外部改革委員会の批判が当たっているのか、と思ってしまいます。
わたくしも小保方氏の研究への箝口令とか聞きますと、それは非常にまずいとおもいました。
でもいまや最近の研究機関、国の大型経費を受け入れているところはどこも秘密、秘密、ではないですか。基本が秘密になればろくなことはない、常識です。たぶん、小保方論文は常軌を逸した秘密性があったのかもしれません。それに論文発表時の報道との会見でいまからみれば笹井氏の「暴走」ともとれるいくつかの発言があった。これが氏にとっても最大の失策であり、CDBにとっても一事が万事、その後厳しい批判の眼で見られる端緒となったのでした。
これで一般でも研究発表の馬鹿騒ぎがなくなって静かで良くなるとは思います。
ただ今回、内部への厳しい眼がそそがれ外部から、解体をつきつけられた、CDBの今後はどうなるかです。
ともあれ、外部の委員はCDBとはこれまで関係が無かった人達ですから、そういう人達が内部の状況を理解したうえでの批判ですから、わたくしとしては素直にその批判は内部をしれば同様な感想を持つものだろうと想像したいです。
そうでないのなら、CDB関係者は部分的にでも全面的にでもただちに反論をすればいいでしょう。
委員の構成をみると、委員長のかたは工学部の生産系のひとらしい。研究管理職を長年やっておられるベテランのようです。委員の中では、塩見東大教授は名前は知っています。このかたがCDBの研究内容を一番よく理解出来る立場なのでしょうか。理研本体には漠然とした批判は書いてあるようですが、具体的な個々の人々への批判は書かれていないとかなです。CDBには自立性が高く、和光本体は口を出せなかったという感じです。本当でしょうか。
これから先、CDBはどう対応するのか、注視したいです。CDBよ、どこへ行くです。
応援したいですが、どこへ行こうとするのか分からなければ応援のしようもない。
CDBはたしかCenter for Developmental Biologyとか思っていましたが、最近の報道では、理研再生センターというのが多くなってきました。これも世の流れなのか。でも日本がこの世界の潮流でガラパゴス化する可能性は相当あると聞きます。要注意です。