家に戻って作った晩ご飯を食べながらテレビを見ていますと琉球テレビが、特集番組で本島南部サキタリ洞で最近見つかった人の骨や装飾品について詳しくとりあげていました。なかなか力のこもったものでとうとうこういう番組ができたかと嬉しく思いました。
確かに港川人は1.5万年前の旧石器時代の骨でそれから縄文人の間には1万年くらいの時が空いていたので、それを埋める遺跡が見つかるのは大変すばらしいことで、いまや日本古代人についての遺跡は沖縄が独壇場になりつつあります。
最近見つかったのは顔の部分で歯まで残っていますから顔の復元もかなり正確にできそうです。
しかも解説ではDNAも回収出来る可能性があるとのことですから、すばらしい可能性が秘められています。
サキタリ洞の装飾品については前に県立博物館で展示があったときにわざわざ行ったのですが、1時間くらいの間に数人くらいしか来ていなくてちょっとがっかりしました。こういう番組ができたからには来られる人も今後はずっと増えて来そうです。
ただ番組つくりとして、今の沖縄人、日本人とどうつながるのかあまり説明がなかったです。
ぜひ現代人とつながるということで気持ちをかき立てるかたちで番組を作ってほしいです。
その可能性が非常に高いのですから。
ガンガラー谷の発掘は非常に楽しみですが、まだまだ発掘できるばしょは本島に色々あるのではないでしょうか。港川人の遺跡もちかくとはいえ海のそばですからだいぶ離れていますし、もっと遠くなら石垣島とかまだまだ沢山ありそうなので沖縄が一大古代人の遺跡の集積地になるのではないか。
沖縄が石灰岩に豊富なこと洞窟や鍾乳洞もおおいのですから、これから多くの素晴らしい古代人遺跡が見つかるでしょう。