やはり学問は論争的でないと、

ここのところ二週間で、3回講演しました。
一回は一般の方々も沢山いるところで「長寿と食」なるタイトルでした。その次は那覇市の病院で医師の方々が相手でした。この時は「人の老化に関わる血液メタボライトの探究」というものでした。それに昨日の阪大工学部での福井希一教授の記念シンポジウムで久しぶりに染色体の話をさせてもらいました。コンデンシンとコヒーシンの両方ですが、でも力をいれてしゃべったのは未発表データ沢山のコヒーシンの方でした。
その場では時間もなく専門的な質問は出ませんでしたが、パーティが終わったあとに思いがけない人にあって次々に質問があってとても楽しかったでした。本気になれる質問で、やっぱり同業者との発表後の話はのってくるなあ、と思いました。それから別の若い人から、先生の前の論文のおかげで論文が通ったというエピソードも聞かせてもらいました。予想外の結果だったので論文発表に非常に苦労したものでした。今でも結果を知らないし意義も理解されてない用なので、同じような結果が発表されていくのはいいことです。やはり学問は論争的でないと面白くないです。

長寿と食の講演の中から、三枚ほどスライドをしめしておきます。

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