今朝もすこし雪が道路に残ってました。
この坂本の家はおよそ30年住んでまして,建物自体はしっかりしてますが,そろそろ大々的なリフォームが必要な感じです。
まず,寒いのです。比良山麓の家のほうから戻ると特に寒さを感じます。わたくしは,この家はそれほど寒いと思わず長年住んでました。なぜなら,京都の知り合いの家などではやたらに寒いのに自宅に戻ると,あったかいのではるかにましだなと思っていたのでした。しかし,比良のほうでは,暖房を消して一日経っても暖気が家の中に残ってるのです。ストーブ一つでも、一日も燃やすと家のすみずみまで暖かく感じるのです。家全体をくるむという発想の勝利です。こちらのほうの家がなければ、こんなものと思って坂本の家に住んでいたでしょう。暖房すれば暖まりますから。しかし夫婦ふたりでも、暖房器具はあちこちに置いてあります。
リフォームしてもこの寒気の問題はなかなか解決できず、結局立て替えでもしたほうが根本的解決になるのかもしれません。風呂,台所,ほとんど使ってない和室などなど問題も色々あります。それに収納がたくさんあるはずなのに,実際には家の中にものが多すぎる印象です。日本中,われわれくらいの年齢の人間は似たような問題を抱えているでしょう。
それでいよいよわたくしも家の根本的リフォームに立ち向かう気になりました。相当な難事業でありまたかなりの発明的センスが必要でしょう。
このあいだ、Iさんが家に来たので,来年6月あたりをメドにお願いすると言っておきました。まず期日を定めて、後戻りできないようにするという作戦です。
それまでに、家の中の無駄のものを出来るだけ減らす,これが第一期のわたくしの目標です。わたくしは、本関係,自分の衣類関係それに写真アルバム整理をすると、妻に宣言しました。これの整理は相当な労力と無数ののdecision makingが必要です。つまり,何を捨てて何を捨てないかを決めねばならないのです。
ただわたくしたちはいままでに二回この家でリフォームをやっています。
最初は7−8坪建て増しをしました。20年くらい前でしょうか。二回目は家の中のリフォームをしています。これは数年前です。予算的にも生活的にもリフォーム中のことは体験的に知っていますから、そのあたりの不安感はありません。結局,あとでやった甲斐があったとすごく満足できるような結果を適正予算でだせるか、これが一番の問題です。
まだ時間があるので,とりあえずは,家の中でなんとか家具のいくつかを不要品にしたいと思ってます。また間取りの大胆な変更も含めて,計画の細部を決めねばなりません。そのうえで、屋根とか壁とか最終的に予算とあわせてプランを確定せねばなりません。
いや,たいへんです。でも、まあライフスタイルの点検でもありますから、やる甲斐のあることだと思ってます。子供たちにも話して,意見を募ろうと思っています。
きょうは、研究室のほうは大掃除です。わたくしは,勘弁してもらって,楽をさせて頂きました。このあと、二回目の忘年会でもやろうかといってます。