読書についてのインタビュー

午前はゼミ、昼すぎに京都新聞のかたがおいでになってわたくしの読書についてのインタビュー、そんな真面目な読書人でないのにちょっと恥ずかしいのでしたが、いろいろ質問に答えました。そのあと、この4月からポスドクで来て頂くことになるかたのセミナーをやって頂きました。妻は長逗留していた娘と孫ふたりと東京に行っていないので、夜飯は、院生のひとりと仕事の話しをしながらとりました。
ちょっと疲れました。
インタビューでは、いろいろいいましたからどの部分が記事になるのかはまったく分かりませんが、自分の読書のヒストリーみたいのものと、読書の癖のようなものを主に話したつもりです。若い頃は読書欲はかなりありましたが、収入が低かったので、月に購入する本代も潤沢でなくて、古本屋によく出かけたことを思い出しました。いまは、読書に使える時間はすくないので相対的に本は好きなだけ買えます。それで無駄な本もありますが、購入するときにかける時間が短いのでしかたがありません。ちょっと見て少し役に立てばそれで十分と言う気でいます。すごく気に入る本はやはり一期一会みたいなもので偶然的な出会いであったような気がします。昨年読んだ本では、ブログでも触れましたが、佐藤優氏の国家の罠がおもしろくて、その知的パワーの強さに感心しました。

ところで今朝の朝日新聞にでていた、藤巻健史氏(投資顧問会社社長)と佐藤俊樹(比較社会学者)のライブドア事件どう見るのインタビュー記事は、印刷されたコメントで始めてまっとうな意見を見た感じでした。
このような素直な、まっとうな意見のインタビュー記事がもう少し前に、さらにもっと大勢の人から聞こえくれば、日本の社会も健全なのでしょうが。
それに引き替え天声人語のほうは噴飯もので、こんな駄文をかいていて、どれだけの高給をもらっているのだろうと、思いました。まさに佐藤俊樹氏いうところの、「一部の良識ある人だけが社会を動かせばいい」と考えている典型人種なのでしょう。

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