昨日の夜は、ユニットの仲間と晩飯をたべ、そのあと前から気になっていたホテルのすぐそばにある、不思議なかんじのカフェに行きました。
外観的には刺激がかなりありそうなので、半分の男性メンバーだけでいきました。しかし、ごくごく真面目なものでした。内側は。
飲み物だけですが、沖縄の民謡を聞かせて貰えるということでした。
店内は広く、アンティーク調というか、この家のあるじ(後にそれは奥さんであることが判明)の趣味(かなり濃い)がムンムンと満ちている感じでした。ひとつひとつ、いわくを聞いたら、朝までかかりそうなくらいに、来歴をききたいようなものが多くありました。ご夫人がいうには、買ったものはひとつもなく、芸術系の人達が来ると、帰るときに「あげる」とひとこといっていくのだそうですが、巨大な壺などそうして手に入れたのでしょうか。
歌を歌うのはご主人でなんとも澄んだ目をした、純粋でおもしろそうなかたでした。何枚もCDをつくってるそうなので、知る人ぞ知るかたに違いありません。
この、なんともいえない極彩色的なインテリアで飲み物を飲みながら、沖縄の民謡を聞きました。入口の看板が、絹の家とあり、これ何でこういう名前なのですかと帰るときに送ってこられた、ご主人に聞いたら、妻が絹という名前なのです、との返事でした。いちばんの謎がこれで解けました。
他のことはみんな忘れてしまいそうな、楽しい時間でした。