久しぶりに土に親しみました。
素晴らしい天気で雪をのせた山々と水面がきらきらしている琵琶湖を望みながらずっと土の様子や、畑の作物の様子を点検しました。それに枯れ草など、まとめて燃やせるところは野焼きをしました。最後のニンジンに元気になってきたネギや、まだまだ早いのですがタマネギを少々収穫しました。たらの芽はもうすぐいっぱい食べられそうです
しかし、梅はふくらんではいるものの、まだ駄目でした。桃ははるか先な感じ、去年もこんなに遅かったかなと首をかしげました。
それにひきかえ柳の木の芽が素晴らしい色です。かなり背の高い木なのでかなり見映えがします。去年もそうでしたが、小鳥が好んでやって来ます。
そらにはトビが高空にいたるまで沢山飛んでました。勘定したら、見える範囲に7羽いました。あんな高空で何をしているのでしょうか。
研究のことは一日くらいなにも考えたくないので、考えないようにしていますが、マネージメントのことなど、いくつか気になることがあります。
学術会議の研究体制分科会に所属しましたが、前回出席出来なかったことと、次回の日取りもなかなかでにくい日になっているので、どうやって日取りを工面したら出席できるのだろうか、とか沖縄の組織の現状などとか、気になることはいくつもあります。しかし、みんな考え抜くことは不可能です。
もうひとつ気になったことは、米国で親しくお話ししたうちのひとりが米国の将来に非常に悲観的なことでした。いつも大学人はそういうことをいう人がいるのですが、こんかいの話しは妙に説得力があり、これもおりおりにわたくしの頭を去来しました。
さらに気になったことは、敬愛する米原万里さんが週刊文春の書評欄でご自身のがん闘病を克明につづってることです。このかたのエッセーをいくつか読みましたので、格別な親近感があります。人ごとではなく、かなり気になります。しかし何もできないもどかしさがあります。