百万遍角の工事が急ピッチで、帰国してラボにいくのに昔からの門は閉鎖されてましたので、あらたにできた小道を始めて歩きました。
京都には高台寺ちかくに石塀小路という名所がありますが、京大にも似たような名前の石垣小路とでも命名をしたくなるような一角が新たに出来るかとひそかに期待してたのですが、ちょっと及第点をあげるには首をかしげたくなる出来映えです。
その最大の理由は、石垣があまりにもお粗末なことで、もしかしたらまだ最終段階でなく、これから著しく改善されると期待したいのですが、現状はむきだしのコンクリートにいい加減な石ころを適当に乗っけたという類のものです。一般家庭でも石垣らしいものを作るならはるかにましなものを作るでしょう。わたくしが自宅に石垣を作るのなら、この10倍はましなものを注文します。前からある石垣もそれほどいいものではありませんでしたが、この新しく出来る石垣(最終ではないと強く期待してますが)はあまりにもお粗末です。こんなんでは、とても名所になりません。移した木はなかなか立派なので、入口がこうでは残念です。しかしまあ最終工事の出来映えを見守りましょう。
京大医学部の教授が4千500万円を受領して、医学部が懲戒解雇にすると議決したとか、記事がでています。詳しいことは分かりませんが、しかしこの教授の実名が新聞に出ないのはなぜでしょう。医学部教授会がもうすでに決議してるのに、いったいかなる理由で実名が出ないのでしょう。人権の擁護なのでしょうが、その確たる理由はよく分かりません。そういえばおなじように、7人の患者の人工呼吸器をはずした富山県の病院の医師の名前が出ていません。そういえば、不思議なことに二人とも年齢が出ていました。なぜ年齢だけが出るのかよくわかりません。二人とも反論があるようなので、ぜひ実名で反論して欲しいものです。
今日は帰国1日目ですが、ずいぶん能率良く仕事も進み、沢山の案件を処理できました。
午後3時にはジャーナルGtCの出版元の副社長とアジアの責任者のお二人がおいでになり、いろいろ意見交換をしました。学会の編集幹事のUさんも同席して貰えたので、こちらの編集関係者も含めて、たいへん効果的な会合でした。いくらIT時代とはいえ、いちどでも顔を合わせて話しをしておくと、後がずいぶん違うのです。これでテクニカルないくつかの懸案もたぶん迅速に解決されるでしょう。
土日と休んだせいか、居眠りもなくきょうは一日を過ごせ、充実感を持って帰宅できます。
昨日は夕方に妻と京都まで出てきて、これも懸案だった亡父の絵について、とりあえず11点額縁を決めたので、これもなんとなく気になっていたことがすんでほっとしている一つの理由でしょう。