シンポジウム二日目、その後

きょうは午後4時半頃にシンポジウム終了です。
豊かな気分で会場を出た人達が多かったでしょう。わたくしもそのうちの一人でした。

5年間短いような長いような、この二日間、沢山講演を聞きながら、いろいろ考えたよい機会でした。わたくしも、あとどれだけ現場の研究者の時間が許されているのかわかりませんが、まだまだ頑張りたい、と強く願ったものでした。

ラボに戻って、5時半頃から、4月早々に北海道へいく、I君の研究のまとめの話し合いをはじめました。K君やM 君も参加。かなりデータはあるので、色んな角度から議論して、起承転結のストリーに作るのに、どうデータを並べるどう話しをつなぐか、あれこれと話し合いを続けました。北海道にいってもすぐに実験はできるという、I君の言葉を信じて、ふたつ実験をしてもらいたいと要望。それさえうまくいけば、論文は書きますと、約束。難しい実験ではまったくないので、とりあえず明るい気持ちで議論を終了。

エクアドル戦、後半だけでも一部見たかったので、タクシーに途中まで乗って、帰宅。
後半なかばに間にあって、一点を佐藤が入れるところを見られました。ジーコ監督になって南米チームに勝ったのが始めてとか。動きはシャープとはいえない感じでしたが、でも負けそうにも見えないので、日本の強さはある程度確実なのでしょうか。

夕刊(朝日新聞)を見たら、管理が不十分という見出しで、東大多比良教授のコメント、研究管理が不十分だった責任を痛感している、とありました。これを白々しいといわずして、何をいうのでしょうか。多比良グループの過去の研究はこの川崎助手以外の研究についても深い疑念を持たれているようです。

京大の白川医学部教授の懲戒解雇ですが、唐突の感はたしかにあります。くわしい事情を知りたいものですが、よく分かっている人は少ないようです。医学部教授会が決めたことを大学が認めたようなかたちになってるようですが、時間が経過すればなにがあったのかは分かってくるでしょう。白川さんは不当であると、対抗手段をとるようです。

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